WBC日本連覇達成!

[:W300]
昨日、夕方駅前でたまたま号外をもらいました。勿論仕事だったのですが、職場では休憩時間にスタッフ達が交代でワンセグの中継を観て、ひっそりと応援していました。
こんな感動は、昨年のオリンピック女子ソフトボール以来ですが、それも含めて今まで観できたいろいろな世界大会でもこんなに興奮した試合は、無かったと言って良いくらいに感動しました。言葉ではとても言い表せませんが、日本選手団の人達には「 ありがとう! 」という気持ちでいっぱいです。
中でも、イチロー選手は流石に “ 千両役者 ” 。本人もインタビューで言っていましたが、正に神が降りてきたような一打で、「 やったー 」と思ったと同時に「 よかった! 」と思いました。不振続きで皆が心配をした大会で、決勝戦では毎打席ブーイングの嵐。この大会中は本当にイチローが気の毒で、見ているのも辛かったです。あの打席が天国と地獄の境目では無かったでしょうか。決勝戦前日に米国のジャーナリストが、決勝戦ではミスをした方が負けると言っていました。そうすると、韓国の敗因としては、あの場面でイチローを歩かせなかった監督の作戦ミスか、サインを把握していなかったと言われている捕手のミスにあったのかも知れません。もし逆に日本が負けていたら、1点リードの9回裏にダルビッシュ選手をクローザーとして起用した事だったのではないかと勝手に思っています。なぜ、抑えの投手として選抜していた藤川選手を出さなかったのか?もっと言えば、8回裏での投手交代のタイミングはもう少し早ければ・・・。勝負の世界にタラレバはないと言いますし、勝ったのでこんな事を言ってもしょうがないですが。
今の時代の指揮官( 上司 )やリーダーは原監督やイチロー選手のような皆と同じ位置で行動するタイプの人が向いているのかも知れません。
試合の組み方( 運営方法 )や、各国の選手選抜方法( 事情 )の他にもいろいろと今後の課題はあると思いますが、とにかく米国、キューバ、そして宿敵韓国に勝ち越しての世界一は紛れもない事実です。素晴らしい試合でした。